湿式スパイロメータの使用手順

湿式スパイロメータとは

湿式スパイロメータは、呼吸時に空気量を測定する医療機器で、肺活量(最大努力呼気量)を評価します。機器内部のチャンバーは水中に浮かんでおり、患者がチューブに息を吹き込むとチャンバーが上昇し、その上昇量から吸入・呼出した空気量が算出されます。

必要なもの

  • 湿式スパイロメータ(一次使用の使い捨てマウスピース付き)

測定手順

  1. 患者に座ってリラックスし、通常呼吸をさせながら、マウスピースを機器のバルブに取り付けて準備します。
  2. 患者の鼻をつまみ、口だけで呼吸させます。通常の呼吸で息を吹き込み、機器に表示される容量を記録します。これは「潮汐量(tidal volume)」として基準になります。
  3. 患者にできるだけ深く息を吸わせ、口からチューブへ全力で息を吐き出させます。息が漏れないよう注意し、機器に表示された容量を記録します。これが肺活量(vital capacity)です。
  4. 同じ測定を数回繰り返し、得られた値の平均を取ります。
  5. 過去の測定結果と比較し、肺活量が改善しているかどうかを評価します。

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