風邪は細菌かウイルスか?原因と治療法の解説
ウイルスとは
ウイルスは宿主の細胞に侵入し、細胞を乗っ取って自らを複製します。
風邪を引き起こすウイルス
風邪の原因となるウイルスは200種以上知られており、鼻水を拭く・かむ、くしゃみで拡散します。鼻汁が最初は水っぽく、2〜3日で濃い緑や黄色に変わるのはウイルス性の典型的な経過で、細菌感染を示すものではありません。
治療法
症状は通常7〜10日で自然に改善します。市販の風邪薬は症状緩和に役立ちますが、感染期間を短縮することはできません。十分な水分補給と休養が回復を促します。
二次的な細菌感染
鼻詰まりが副鼻腔や耳の排泄を妨げ、そこに細菌が増殖すると副鼻腔炎や中耳炎などの二次感染が起こります。風邪の症状が10〜14日経過しても黄緑色の鼻汁が続く場合は、細菌性の副鼻腔炎が疑われ、抗生物質で治療します。
抗生物質耐性のリスク
風邪に対して抗生物質を使用しても効果はなく、むしろ耐性菌の出現を促進します。耐性菌は将来的に細菌感染症の治療を困難にします。
