副鼻腔炎(副鼻腔感染症)の対処法
副鼻腔炎とは
副鼻腔炎(副鼻腔感染症)は、目の後ろや前頭部、鼻骨・頬骨の裏にある空間が粘液で満たされ、細菌や真菌が増殖しやすくなる状態です。急性(2〜8週間で自然に改善)と慢性(8週間以上続き、医師の診察が必要)の2種類があります。
主な症状
- 口臭・嗅覚低下
- 咳、倦怠感、発熱
- 頭痛・目の奥の痛み
- 顔面の圧迫感・鼻づまり
- 喉の痛み・鼻汁の後垂れ
診断方法
医師は額や頬を押して圧痛の有無を確認し、鼻腔を観察します。症状が曖昧な場合はCT検査を行うこともあります。
必要なもの
- 温かいタオル
- 水分補給用の飲料
- 蒸気(シャワーや鍋)
- 加湿器
- 生理食塩水スプレー
- 去鼻腔充血薬(医師と相談)
- 解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン・イブプロフェン)
- 必要に応じた抗生物質(医師処方)
対処手順
- 温かいタオルを顔に当て、目の上に軽く圧をかけて数分間温める。粘液の排出を促進します。
- 十分な水分を摂取し、粘液を薄めて鼻から排出しやすくします。
- シャワーの熱い蒸気を利用し、顔を近づけて深く呼吸する。1日2〜4回行うと鼻が自然に流れやすくなります。
- 就寝時に加湿器を使用し、乾燥した部屋を防ぎます。横向きに寝ると副鼻腔のドレナージが改善されます。
- 市販の生理食塩水スプレーで鼻腔を洗浄する。ただし5日以上の連続使用は避け、医師に相談してください。
- 医師の指示のもと、去鼻腔充血薬を短期間使用する。
- 顔面や頭痛がある場合は、アセトアミノフェンやイブプロフェンで痛みを和らげる。
- 細菌感染が疑われる場合は、医師の処方した抗生物質を服用する。
これらの対策を2週間程度続ければ、多くの副鼻腔炎は自然に改善します。症状が長引く、または悪化する場合は速やかに医師の診察を受けてください。
