風邪とインフルエンザの治療法比較

症状の違い

  • 風邪
    ・発症がゆっくり
    ・熱はほとんどないか軽度
    ・軽い倦怠感
    ・食欲は通常通り
    ・軽い咳
  • インフルエンザ
    ・急激に症状が出る
    ・高熱が出やすい
    ・激しい倦怠感
    ・筋肉痛・関節痛
    ・寒気が伴う

家庭でできる治療法:風邪

鼻水・くしゃみ・軽い咳などの風邪の初期症状が出たら、ビタミンCが豊富なオレンジジュースなどの水分を多く摂りましょう。風邪ウイルスは発症後48時間が最も増殖しやすいため、できるだけ早く対策を始めることが重要です(米国疾病予防管理センター)。

その他の基本的な対処法は、十分な睡眠と安静、鶏肉スープや野菜スープなどの消化に優しい温かい食事です。

家庭でできる治療法:インフルエンザ

インフルエンザは鼻づまりがひどくなることが多いです。免疫力を高め鼻腔を開く方法として、足を温かい(熱すぎない)水に3分間浸し、続けて氷水に30秒間入れるというサイクルを3回繰り返すと効果があるとされています(ABCニュース)。

蒸気で気道を開く方法も有効です。シャワーを使って浴室に蒸気を充満させ、5〜10分間浴室にとどまると、鼻や喉の粘膜が潤い、詰まりが緩和されます。加湿器はカビや細菌の繁殖リスクがあるため、熱いシャワーで代用する方が安全です(HealthCentral)。

十分な休養と水分補給も忘れずに行いましょう。

薬剤:風邪

風邪の症状に応じて市販薬を選びます。

  • 鼻詰まりや鼻水には、鼻粘膜を収縮させて分泌物を減らす去痰薬・鼻炎薬が有効です。
  • くしゃみやかゆみ、目のかすみには、ヒスタミンの作用を抑える抗ヒスタミン薬が適しています。
  • 風邪に対しては抗ウイルス薬や抗生物質は推奨されません。

薬剤:インフルエンザ

米国食品医薬品局(FDA)は、インフルエンザウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬タミフル(オセルタミビル)を承認しています。発症から48時間以内に服用すれば、症状の持続期間を短縮できます。また、インフルエンザに曝露された場合の予防目的でも使用できます。

発熱や全身の筋肉痛が強いときは、イブプロフェンなどの解熱鎮痛剤を併用すると楽になります。風邪用の抗ヒスタミン薬や去痰薬も、インフルエンザの症状緩和に役立つことがあります。

かぜ・インフルエンザ - 関連記事