Tussionex(ペンキニック)懸濁液の副作用と注意点
Tussionex(商品名ペンキニック)は、咳やアレルギー症状の緩和に用いられる処方シロップです。ヒドロコドン(麻薬性鎮痛剤)とクロルフェニラミン(抗ヒスタミン薬)を特殊な懸濁液として配合しており、長時間にわたって効果が持続します。
副作用
最も頻繁に報告されるのは眠気やめまいです。服用中は機械操作や運転を避けてください。アルコールや他の麻薬、ベンゾジアゼピン系薬剤(例:バリウム、ザナックス)と併用すると鎮静作用が増強されます。併用を検討する場合は必ず医師または薬剤師に相談してください。
ヒドロコドンは呼吸抑制を起こす可能性があり、特に他の麻薬、ベンゾジアゼピン、バルビツレート、アルコールと併用すると危険です。小児や高齢者は呼吸抑制に対して特に感受性が高いため、慎重に使用してください。
過敏症(アレルギー)
発疹、呼吸困難、嚥下困難、かゆみ、腫れなどの症状が現れた場合は直ちに医療機関を受診してください。ヒドロコドンによる非アレルギー性のかゆみも報告されていますが、医師に報告することが重要です。ヒドロコドン、モルヒネ、コードイン、クロルフェニラミンに既知の過敏症がある方は使用を中止してください。
用量と投与方法
従来の咳止めは4〜6時間ごとに投与が必要ですが、Tussionexは持続放出型のため1日2回(12時間ごと)で済みます。1ティースプーン(5 ml)にはヒドロコドン10 mgとクロルフェニラミン8 mgが含まれ、成人の通常用量は5 mlを12時間ごとに服用し、24時間で10 mlを超えないようにしてください。懸濁液のため、使用前にしっかりシェイクし、成分を均一にしてください。
依存性・乱用の可能性
短期間の使用で依存が生じるリスクは低いですが、ヒドロコドンは米国薬物取締局(DEA)によると、処方薬乱用の75 %を占めるほど乱用が多い薬剤です。特に黄色く甘い味がするため、ストリートでは「リキッド・ゴールド」と呼ばれ、乱用対象になることがあります。処方された方は保管に十分注意してください。
法的規制
Tussionexは米国連邦法でスケジュールIIIに指定された規制薬物です。処方量、再調剤回数、使用期間などは連邦および州法で制限されており、処方外への譲渡は違法です。
