蒸気の力

副鼻腔の圧迫感を和らげる最も古い方法のひとつは、蒸気を吸入することです。蒸気が鼻腔に入り、化学薬品を使わずに粘膜を潤しながら通り道を開きます。

以下のいずれかの方法で蒸気を利用できます。

  • 加湿器(ミストバイブレーター)使用:水を入れ加熱すると、蒸気が上部から放出されます。効果を高めるには、加湿器を顔の近くに置き、直接蒸気を吸い込むようにしましょう。熱い蒸気でやけどしないよう注意が必要です。
  • 鍋で作る蒸気吸入:やかんで水を沸騰させ、耐熱ボウルに注ぎます。ボウルの上にタオルをかぶせ、頭とボウルを覆うようにして約5分間蒸気を吸い込みます。
  • シャワーでの蒸気吸入:温かいシャワーを浴びながら、深く呼吸して蒸気を鼻に通します。

ネティポット(鼻洗浄)

鼻腔洗浄は、インドのアーユルヴェーダで古くから用いられてきた方法です。ネティポットやシリンジタイプの鼻洗浄ボトルに、塩水を入れて鼻腔を洗い流します。

自宅で塩水を作る場合は、非ヨウ化塩小さじ1/4にベーキングソーダひとつまみを加え、ぬるま湯(熱すぎない)で溶かします。

手順:

  1. ボトルに塩水を入れ、よくかき混ぜます。
  2. シンクの上に立ち、顔を少し傾けて上側の鼻孔にポットの先端を入れ、ゆっくりと液体を流し込みます。最初は違和感がありますが、鼻腔が満たされると液が下側の鼻孔から流れ出ます。
  3. 鼻をシンクに向けて軽く息を吹き出し、残った液を除去します。
  4. 反対側も同様に行います。

塩水スプレー

手軽に使える方法として、市販の塩水スプレーがあります。薬局やスーパーで購入でき、適量の塩水を鼻腔に噴射します。圧迫感の緩和だけでなく、乾燥しがちな冬場の鼻粘膜を保湿する効果もあります。ネティポットやシャワーと違い、持ち運びが容易でいつでもどこでも使用できます。