インフルエンザに似た症状の原因は?

インフルエンザは3種類のウイルスが原因で、主に秋から初冬にかけて流行します。同時期にインフルエンザ様の症状が出た場合は、インフルエンザの可能性が高いですが、実は同様の症状を引き起こす疾患は多数あります。以下に代表的なものを紹介します。

虫垂炎(盲腸炎)

虫垂炎は盲腸の炎症で、発熱・嘔吐に加えて、腹部右下部の激しい痛みが特徴です。インフルエンザと違い、局所的な腹痛が強く、盲腸が破裂すると緊急手術が必要になるため、早めの受診が重要です。

食中毒

加熱不足や細菌汚染された食品を摂取すると、食中毒となります。高熱、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢などのインフルエンザ様症状が現れます。脱水症状を防ぐために、こまめに水分補給を行いましょう。

季節性アレルギー

花粉やハウスダストなどのアレルゲンに対して過敏症があると、くしゃみ、鼻水、咳、喉の痛みといったインフルエンザに似た症状が日常的に出ます。抗ヒスタミン薬や鼻洗浄で症状を緩和できます。

食物アレルギー

特定の食材に対してアレルギーがある場合、摂取後に腹痛、頭痛、嘔吐、下痢などの症状が現れます。重症例では喉や舌が腫れ、呼吸困難になることがあるため、急いで医療機関を受診してください。

慢性疲労症候群(CFS)

慢性疲労症候群は、極度の倦怠感や全身の筋肉痛が続く疾患で、インフルエンザと似た疲労感が特徴です。休息だけで改善しない場合は、専門医の診断が必要です。

月経(生理)

月経中は体温上昇や腹部痙攣、頭痛、吐き気など、インフルエンザに似た症状が現れることがあります。通常は数日で自然に改善しますが、症状が重い場合は医師に相談してください。

風邪(普通感冒)

風邪はインフルエンザと症状が重なることが多く、鼻水・鼻詰まり、喉の痛み、倦怠感が主な症状です。通常は数日から1週間で回復しますが、症状が長引く場合は医療機関での評価が必要です。

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