寒さとインフルエンザがやってくる季節の対策ガイド
はじめに
平均的に1人は年に約3回風邪をひき、幼い子どもと接する人はさらに多くなることが研究で示されています。風邪やインフルエンザに根本的な治療法はありませんが、予防策を取ることで自分を守ることができます。
風邪とインフルエンザの違いを知る
風邪は通常2〜3週間続くことがありますが、ほとんどの人は7〜10日で回復します。一方、インフルエンザは適切なケアがないと肺炎や気管支炎を引き起こし、永続的な健康障害になることがあります。米国では毎年10万人以上が入院し、約3万6千人がインフルエンザとその合併症で死亡しています。
こまめに手を洗う
温かい水と普通の石鹸で10秒以上しっかり洗うことは、風邪やインフルエンザの予防に最も効果的な方法のひとつです。石鹸と水が使えないときは、アルコールベースの除菌ジェルやフォームを利用しましょう。
自宅を定期的に消毒する
浴室やキッチンの表面に、濃度2〜5%の漂白剤を水で薄めた溶液をスプレーしてウイルスや細菌を除去します。
ハイリスク層はインフルエンザワクチンを接種する
対象となるのは、(a)長期介護施設や共同生活施設に住む人、(b)65歳以上の高齢者、(c)糖尿病、喘息、肺気腫、腎臓病などの慢性疾患を持つ成人・子ども、(d)妊娠中期・後期の妊婦、(e)HIV感染者や化学療法中のがん患者など免疫力が低下している人、(f)医療従事者です。
ワクチンは不活化ウイルス製で安全
ワクチンは死んだウイルスで作られているため、インフルエンザを引き起こすことはありません。効果は100%ではなく、ワクチン接種後でも軽症のインフルエンザにかかることがあります。体が完全に免疫をつくるまで約2週間かかるため、季節が始まる前に接種しましょう。
FluMist(鼻スプレー)について
5歳から49歳までの健康な人は、FDAが2003年に承認した鼻スプレー型インフルエンザワクチン(FluMist)を医師に相談してみてください。
バランスの取れた食事を心がける
免疫力を高めるために、栄養バランスの良い食事が不可欠です。疲労やストレスがたまっているときは、マルチビタミンを摂取すると必要なミネラル・ビタミンを補えます。
十分な睡眠をとる
成人は1晩に7〜8時間の睡眠が推奨されます。睡眠不足は免疫機能を低下させ、感染症にかかりやすくなります。
薬は症状別に備える
咳止め、鎮痛剤、抗ヒスタミン薬など、単一症状用の薬を常備しましょう。風邪の症状は順番に現れることが多く、複数症状用の市販薬は過剰投与になる恐れがあります。タイムリリースカプセルは同様の理由で避けてください。
