徐脈(遅い心拍)の影響と対処法
イリノイ大学医療センターによると、安静時の心拍数が 60 回/分未満になる状態を「徐脈(bradycardia)」と呼びます。徐脈は加齢、薬物使用、重度の頭部外傷、電解質バランスの乱れなど様々な要因で引き起こされます。また、心筋を鍛える激しい有酸素運動でも安静時の心拍数が低下することがあります。
胸痛
胸部に締め付けられるような痛みは、徐脈に伴う代表的な症状です。心臓への酸素供給が不足すると、胸部や肺の周辺に痛みを感じます。痛みは突然現れることもあれば、激しい身体活動で悪化することもあります。
失神(意識消失)
徐脈により血圧が低下すると、脳への酸素供給が不足し、失神が起こります。失神は徐脈だけが原因ではありませんが、頻繁に起こる場合は医師の診断が必要です。
めまい・立ちくらみ
血圧低下と酸素不足により、めまいや立ちくらみが生じます。これらの症状は失神の前兆となることが多く、感じたらすぐに座って安静にしてください。症状が繰り返す場合は、専門医に相談しましょう。
運動時の困難感
徐脈があると、運動中に筋肉へ十分な酸素が供給できず、疲労感や脱力感が出やすくなります。無理に続けるとめまいや失神につながるため、体が弱いと感じたらすぐに中止し、休息を取ってください。
徐脈の症状は個人差がありますが、上記のようなサインが見られたら早めに医療機関で検査を受け、適切な治療や生活改善を行うことが重要です。
