季節性情動障害(SAD)に効果的な光療法用電球の選び方
季節性情動障害(SAD)と光療法
季節性情動障害(SAD)は、日照時間の短縮に伴い秋から冬にかけて発症しやすいうつ状態です。光療法は最も一般的な治療法で、特定の光条件を満たすライトが必要です。
光の強さ(Intensity)
一般的な家庭用照明はSAD治療に十分ではありません。白熱灯や蛍光灯は 50〜300 lux しか提供できず、治療に必要な約10,000 lux には遠く及びません。治療に適した電球は、約10,000 lux を発する明るい白色蛍光灯です。これは朝の自然光に近い強さです。白熱灯は点光源が小さく、網膜への負担が大きいため推奨されません。
色温度(Color Temperature)
効果的な光療法に適した色温度は 3,000〜6,500K です。低めの色温度は柔らかい白色光でまぶしさが少なく、高めは青白い光になります。フルスペクトラム灯は自然光に近いとされていますが、必ずしも必要ではなく、上記の範囲で十分です。
設置位置と安全性(Positioning and Safety)
光は専用のライトボックスに取り付け、患者の目に向けて下向きに傾けます。目は開いたままにし、直視は避けます。読書など他の作業をしながら使用することが一般的です。商用ライトボックスは拡散レンズを備えており、UV カットや過熱・感電リスクを低減します。
