子どものうつ病診断ガイド
うつ病は誰にでも起こり得る障害で、子どもも例外ではありません。時折の悲しみは成長過程の一部ですが、1か月以上続く深い不幸感やうつ病の兆候が見られる場合、臨床的なうつ病の可能性があります。診断には、保護者や教師の観察と専門家による評価が必要です。
うつ病の診断に役立つチェックリスト
- 同年代との交流を観察する
うつ病の子どもは社交的な活動から退き、友人からの誘いを断ることが増えます。ほとんどの時間を一人で過ごしたがる傾向があります。
- エネルギーや身体活動の変化を確認する
スポーツやゲームへの参加意欲が低下し、以前楽しんでいた身体活動に興味を示さなくなります。
- 学業成績の変化に注意する
集中力が続かず、成績が低下することがあります。学ぶことへの価値を見いだせなくなることもあります。
- 感情について率直に話を聞く
価値がないと感じる、悲しみや罪悪感、場合によっては自殺念慮を口にすることがあります。批判せずに受け止めましょう。
- 身体的な訴えを記録する
頭痛や腹痛、食欲不振など、明確な原因が見当たらない身体症状が現れることがあります。これはうつ病の身体的表れです。
- 日常の反応を観察する
小さなイライラに対して激しく口論したり、身体的に反発したりすることがあります。過敏に反応する傾向も見られます。
- 医師の診察を受けさせる
まずはかかりつけの小児科医で身体的な疾患の有無を確認し、必要に応じてメンタルヘルス専門医への紹介を受けましょう。
早期発見と適切な支援が回復への鍵です。
