エキサナチド(Exenatide)の特徴・作用・副作用・注意点

エキサナチド(Exenatide)は、最初にガラモン(Gila monster)の唾液から単離された化合物で、インクレチン受容体作動薬として血糖値を下げる働きを持ちます。商品名「Byetta」で2型糖尿病の治療に用いられています。

特徴

  • エキサナチドは合成ペプチドで、皮下投与用の注射剤として販売されています。

化学構造

  • エキサナチドはペプチドで、分子式は C184H282N50O60S です。炭素・水素・窒素・酸素・硫黄を含みます。

作用機序

  • インクレチン受容体作動薬として、膵臓のインスリン分泌を促進し、肝臓からの糖放出を抑制します。また、胃排出を遅延させ食後血糖上昇を抑えます。

副作用

  • 主な副作用は嘔吐、頭痛、悪心です。稀に低血糖や震え、消化不良、倦怠感、胃食道逆流症が報告されています。

使用上の注意

  • 以下の既往症がある場合は使用に注意が必要です:糖尿病性ケトアシドーシス、肝疾患、重度の胃腸疾患、1型糖尿病、重度の腎疾患。
  • ワルファリンなどの抗凝固薬との相互作用が報告されています。

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