血糖値の記録方法と実践ガイド

概要

インスリンは膵臓で産生され、食事から摂取した糖をブドウ糖に変換し、体の細胞がエネルギーとして利用できるようにします。インスリンが不足または不十分だと血糖が血中に残り、高血糖となって意識障害や昏睡を引き起こす恐れがあります。逆にインスリンや糖尿病薬の過剰投与により血糖が低下(低血糖)すると、同様に意識障害や昏睡が起こります。1型糖尿病のインスリン療法や2型糖尿病の薬物療法の効果は、毎食後に必ず確認し、血糖コントロールの全体像を把握することが重要です。

必要なもの

  • 血糖測定器
  • 滅菌された指先用針(ランセット)とペン
  • 滅菌試験紙
  • アルコール綿
  • ペン
  • A4サイズノート
  • 定規

手順

  1. 血糖記録用ノートの作成

    1. A4ノートを横向き(ランドスケープ)に開きます。

    2. 定規で横に線を引き、ページを8つの区画に分けます。

    3. ページ上部に週の開始日を書き、左側に曜日を縦に記入します。上部は見出し用に空けておきます。

    4. 縦に11列を描きます。最初の列は曜日、次の9列は血糖値記入用(数値)、最後の列はメモ欄とします。

    5. 各列の見出しを上部に記入します。例:

    • 曜日
    • 朝の血糖(BG)
    • 朝食後血糖
    • 薬/インスリン(M/I)
    • 昼食後血糖
    • M/I
    • 夕食後血糖
    • M/I
    • 就寝前血糖
    • M/I
    • 備考

    これで日付・時間帯・測定値・投薬状況を一目で確認できる表が完成します。

  2. 血糖測定と記録

    滅菌ランセットと試験紙を使用し、血糖測定器で血糖値を測定します。測定した数値を対応するセルに記入し、薬やインスリンを使用した場合は「M」または「I」を付記します。

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