スライドスケールとは
スライドスケールは、血糖値の範囲に応じて投与するインスリンの量を決める用量調整表です。血糖がやや上昇しているときは少量、かなり高いときは多量のインスリンを注射します。
スライドスケール投与の仕組み
医師は患者の体重、活動レベル、併用薬などを考慮し、個別のスライドスケールを作成します。血糖値ごとに速効型インスリンの投与量が定められ、測定結果に応じて適切な量を注射します。
スライドスケールはいつ使用するか
食事や運動により血糖は日中変動します。患者は食前や就寝前に血糖を測定し、スライドスケールに従ってインスリンを投与して変動を補正します。
スライドスケールを使用する理由
血糖の細かな変化にすばやく対応でき、1日の血糖値を比較的安定させることができます。
スライドスケールの対象者
自己血糖測定が可能な1型・2型糖尿病患者が対象です。1型糖尿病では長時間型インスリンと併用し、2型糖尿病では経口薬と併用するか、単独で使用することがあります。
考慮すべき点
スライドスケールでは1日数回の指先採血が必要で、痛みや手間が増える点があります。また、血糖計やインスリン注射器などの備品も通常より多く必要です。
