小児の前糖尿病治療
診断
空腹時血糖は8〜10時間の絶食後に測定します。血糖値が100〜125 mg/dLの場合、前糖尿病と診断されます(American College of EndocrinologistsのHelena W. Rodbard医師による)。もう一つは、ブドウ糖負荷試験で、ブドウ糖飲料摂取後2時間で測定し、140〜199 mg/dLであれば前糖尿病とされます。
食事療法
前糖尿病の子どもには、米国農務省(USDA)の食事ピラミッドに基づくバランスの取れた食事が推奨されます。具体的には、全粒穀物、野菜、果物、低脂肪乳製品、適切な量のたんぱく質(肉、魚、豆類)を含めます。
運動
毎日60分以上の身体活動が目標です。スポーツや遊びを通じて、楽しみながら継続できる運動を取り入れましょう。
体重管理
前糖尿病と診断された子どもの約80%は肥満です。体重が同年齢・同性の85パーセンタイル未満になるよう、適切な食事と運動で減量を目指します。
留意点
生活習慣の改善だけで血糖コントロールが不十分な場合、メトホルミンやインスリンなどの薬物療法が検討されます。医師と相談し、適切な治療計画を立てましょう。
注意事項
若年で糖尿病を発症すると、将来的に心血管疾患のリスクが高まります。前糖尿病を適切に管理すれば、糖尿病の発症予防にもつながります。
