糖尿病の治療と食事管理
Medline Plusによると、糖尿病はインスリンという血糖値を調整するホルモンの分泌や利用がうまくいかない状態です。その結果、血糖が高くなり(高血糖)、最悪の場合は糖尿病性昏睡に至ります。まずは食事療法で血糖コントロールを目指し、効果が不十分な場合に薬物療法が行われます。
糖尿病の食事管理
炭水化物の摂取量と種類は血糖値に直結するため、以下のポイントを守ることが重要です。
- 1日あたりの炭水化物量を100〜200gに設定し、症状に応じて調整します。
- 食事ごとに均等に炭水化物を配分し、急激な血糖上昇(カーボローディング)を防ぎます。
- 低GI食品(ゆっくり消化される穀物、野菜、果物)を中心に選択し、白い小麦粉や砂糖、加工食品は避けます。
- たんぱく質は脂肪の少ないもの(魚、鶏胸肉、豆類など)を十分に摂取し、総カロリーのうち脂質は25〜35%に抑えます。
糖尿病の治療(薬物療法)
食事管理だけで血糖が安定しない場合、以下のような薬剤が使用されます。
- スルホニル尿素薬・メグリチニド系薬:膵臓からのインスリン分泌を促進します。
- ビグアナイド系薬(例:メトホルミン):肝臓での糖産生を抑制します。
- チアゾリジン系薬:インスリン感受性を高め、体がインスリンを利用しやすくします。
- DPP-4阻害薬・SGLT2阻害薬など:腸での糖吸収や腎臓での糖再吸収を抑え、血糖上昇を防ぎます。
これらの薬は医師の指示に基づき、血糖値や生活スタイルに合わせて選択・調整されます。
