末梢神経障害に効果的な運動とストレッチ

運動は末梢神経障害(四肢の神経損傷)の進行を遅らせ、筋肉を強化し、血流を改善します。また、血糖管理やエンドルフィン・セロトニンの分泌による痛み軽減効果も期待できます。現在、灼熱感やしびれ、痛みがある部位に無理な負荷をかけないよう注意し、無理のない範囲で取り組みましょう。

ストレッチ

  • 手足を時計回り、反時計回りに回す。

    親指の柔らかい側を同じ手の指先(人差し指から小指)で順に触れる動作を数回繰り返す。

    座った状態で脚をできるだけ伸ばし、足首を上げ下げする。片足ずつ、または両足同時に行う。

    立ち上がり、つま先立ちになった後かかとに戻り、かかとで軽く揺れる動作を行う。各動作を5〜10回、可能であればそれ以上繰り返す。

    さらに柔軟性を高めたい場合は、初心者向けの太極拳やヨガクラスに参加すると、筋肉トーンと関節可動域も向上します。

エクササイズ

  • シンプルなカリステニクスや有酸素運動は神経障害の進行を抑制します。固定式自転車で足の感覚を確かめながら数回のサイクリングを始めましょう。足を保護できない場合は、水泳やアクアエアロビクスを選択すると足への衝撃が軽減されます。立位で15分以上続けられる方は、低衝撃のエアロビクスも有効です。

    ルイビル大学の研究によれば、週3回、30分間の下半身ウエイトトレーニングが神経障害の悪化を防ぎます。軽いウェイトでスクワットやレッグエクステンションから始め、ローイングマシンで上半身と下半身を同時に鍛えるのもおすすめです。

日常活動

  • 日常の家事や庭仕事も自然なエクササイズになります。ガーデニング、庭の手入れ、掃除などを取り入れ、疲れたら一度座って休憩し、後で再開して1日30分以上の活動時間を目指しましょう。

    可能な限り歩く習慣をつけましょう。郵便受けまで、ショッピングモール内を歩く、駐車場の奥まで車を止めてから歩く、エレベーターやエスカレーターではなく階段を利用する、といった小さな工夫が効果的です。ペットと散歩する際は、ボール投げや簡単なゲームで関節をほぐすとさらに良いでしょう。

無理のない範囲で継続的に行うことが、神経障害の予防と症状緩和につながります。

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