グルコファージ(メトホルミン)のリスクと副作用
グルコファージは、食事や運動だけでは血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者に処方される経口血糖降下薬です。メトホルミンのブランド名であり、血糖上昇を抑える効果がありますが、いくつかの副作用やリスクが報告されています。
作用機序
2型糖尿病では、体内で産生されたインスリンが十分に働きません。グルコファージはインスリンの作用を高めるとともに、肝臓での糖産生を抑制し、腸からの糖吸収も減少させます。
主な副作用
- 下痢:臨床試験では半数以上の被験者が経験。
- 吐き気:一部の試験で最大25%が報告。
- 頭痛、倦怠感。
製剤の種類
グルコファージは通常剤と徐放剤(グルコファージXR)の2種類があります。徐放剤では、下痢や吐き気などの副作用が10%未満に抑えられることが報告されています。
リスク
稀に、乳酸アシドーシスという命に関わる重篤な状態を引き起こすことがあります。症状としては、倦怠感、眠気、徐脈、筋肉痛、呼吸困難、めまいなどがあります。
薬物相互作用
以下の薬剤と併用すると、血糖低下やその他の副作用が増加する可能性があります。
- 一部の鼻炎薬(デコンジェスタント)
- カルシウム拮抗薬
- ステロイド(コルチコステロイド)
- 利尿薬
- 他の糖尿病薬
