新たに診断された糖尿病患者を経口薬ではなくインスリンで開始する方法

通常、メトホルミンなどの経口血糖降下薬が新しく診断された糖尿病患者に処方されます。しかし、診断時にすでに病状が進行しており、経口薬だけでは血糖コントロールが困難な場合は、インスリン療法が必要となります。インスリン開始の判断は、糖尿病治療に熟練した医師が行うべきです。

インスリン治療開始までの手順

  1. 血糖検査の実施

    空腹時血糖(FPG)検査、経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)またはランダム血糖検査のいずれかで糖尿病の診断を行います。利便性と費用の面から、FPG検査が推奨されます。

  2. 検査結果の再確認

    血糖値が高い場合は、数日後に同じ検査を再実施します。2回とも基準値を超える結果が出たときに初診断が確定します。

  3. インスリン投与の相談

    家族歴があり、経口薬で血糖がコントロールできない、またはFPGで300 mg/dL以上、OGTTで400 mg/dL以上、ランダム血糖で300 mg/dL以上の結果が出た場合は、医師にインスリンへの切り替えを相談してください。

  4. インスリン自己管理の習得

    血糖測定方法、インスリン投与量の算出、インスリンの測定・注射方法を学びます。担当医が指導できない場合は、糖尿病教育士(Diabetes Educator)への紹介を依頼しましょう。

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