インスリンショック(低血糖ショック)の対処法
インスリンショック(別名:糖尿病性ショック、低血糖ショック)は、糖尿病患者の血糖値が急激に低下した状態です。食事不足、薬の過剰投与、極端な温度変化、感情的興奮、過度の運動などが原因となります。意識が失われていない限り、すぐに砂糖を与えることで一時的に症状を緩和できますが、根本原因の確認のために必ず医師の診察を受けさせましょう。
症状を把握する
- 皮膚が冷たく湿っている
- 手足の震え、筋肉の痙攣、バランス感覚の喪失
- 急なイライラ、意識混濁、痙攣、よだれ、言葉がもつれるなどの神経症状
上記のいずれかの症状が見られたら、インスリンショックの可能性が高いため、直ちに応急処置を行いましょう。
砂糖での対処
- 血糖値が急激に低下した場合は、すぐに砂糖を摂取させます。硬いキャンディー数個、甘いジュース1杯、フルーツ1切れ、または本物の砂糖が含まれる食べ物・飲み物(人工甘味料は不可)で構いません。
- 砂糖を摂取させることで症状は一時的に改善しますが、根本原因の診断と治療のために医療機関へ受診させることが必須です。
注意点
- 痙攣や昏睡状態にある人に口に何かを入れないでください。誤嚥(ごえん)や窒息の危険があります。
- 患者が発作中の場合は、周囲の物を取り除いて怪我を防ぎ、すぐに119(日本の緊急通報番号)へ連絡してください。
