糖尿病の薬の種類と特徴

糖尿病は膵臓が十分なインスリンを産生できず、血中のブドウ糖が細胞へ運ばれにくくなる疾患です。インスリンが不足すると、血糖が上昇し、尿中に糖が排泄されます。治療せずに放置すると、心臓や腎臓、眼などに障害をもたらす可能性があります。

インスリン

主に1型糖尿病患者が使用します。自己でインスリンが産生できないため、1日2〜4回の注射が必要です。作用時間は速効型(5〜15分で効果発現)、速効型(30〜45分)、中間型(1〜3時間)があります。

スルホニルウレア

2型糖尿病の経口薬の一つで、膵臓にインスリン分泌を促します。食前(朝食・夕食)に1日1〜2回服用します。副作用として胃部不快感や皮疹がみられることがあります。

ビグアナイド(メトホルミン)

肝臓での糖新生を抑制し、血糖を下げます。1日2〜3回、食事と一緒に服用します。体重減少や口の中に金属味、吐き気、アルコールとの相互作用が報告されています。

アルファグルコシダーゼ阻害薬

食事中のデンプン分解酵素を阻害し、血糖上昇を緩やかにします。食事開始と同時に1日3回服用します。初期には胃腸の膨満感や下痢、ガスが出ることがありますが、慣れると軽減します。

チアゾリジン系薬(チアゾリジンジオン)

インスリン感受性を高め、血糖を細胞に取り込みやすくします。1日1〜2回、食事の有無に関わらず服用します。体重増加やむくみ、経口避妊薬の効果低下が副作用として挙げられます。

メグリチニド

食後すぐに膵臓からインスリン分泌を促し、血糖を下げます。食事30分前から直前に服用し、作用時間は3〜4時間です。体重増加や低血糖が起こりやすいです。

糖尿病 - 関連記事