糖尿病患者の食事と血糖管理のポイント

1型糖尿病は、膵臓がインスリンを産生できなくなることで発症します。インスリンは血糖値を調整するホルモンで、これが不足すると血中に糖が蓄積します。食事の前にインスリン注射が必要です。

2型糖尿病は、インスリンの分泌が低下したり、インスリンに対する体の感受性が低下したりすることで起こります。食生活の乱れや肥満が主な原因です。血糖値は測定が必要ですが、必ずしもインスリン注射が必要なわけではなく、食事と運動で管理できる人も多いです。

血糖値の変動

血糖値は、食事の量・時間・内容に応じて1日を通して上下します。白パンやクッキー、ケーキ、キャンディーなどの糖質や精製炭水化物が多い食品は、血糖値を急激に上昇させます。糖尿病患者の食前目標血糖値は70〜130 mg/dL、食後2時間は150 mg/dL以下が目安です。油脂や甘いもの、精製炭水化物を控えることで血糖値の変動を抑え、管理しやすくなります。

食べるべきもの

  • 食事は栄養バランスが取れ、満足感があり、規則的に摂ることが重要です。外出時は無塩のアーモンドやクルミ、チーズなどタンパク質を含むスナックを持ち歩くと、食事が遅れたときの血糖低下を防げます。
  • 1日を通してできるだけ多くの野菜と果物を摂り、残りは鶏胸肉や七面鳥ひき肉、黒豆などの低脂肪タンパク質で補います。
  • 乳製品やチーズは適量に抑え、赤身以外の脂肪分の多い肉類は控えめにしましょう。

避けるべきもの

  • インスリンを使用して血糖を調整している場合は、甘いものを摂取したらインスリン量を調整すれば対応できますが、インスリン非使用者は甘いものを多く摂るほど血糖が急上昇し、体調が乱れやすくなります。
  • 規則正しい食事を心がけ、不要な間食やデザートを避けましょう。甘いものが欲しいときは、精製糖ではなく果物を選ぶと血糖値の上昇は緩やかです。

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