血糖値とは何ですか?
血糖値(血中グルコース)は、1日のいつでも、食事の前後を問わず測定できます。正常とされる数値は個人差や測定条件・時間帯によって異なるため、まず自分にとっての正常範囲を把握し、血糖管理に役立てましょう。
検査方法
- 空腹時血糖検査:食事や飲料を摂取していない状態(最低8時間)で血液サンプルを採取し測定します。70〜99 mg/dL が正常とされます。
- 経口ブドウ糖負荷試験(OGTT):空腹時に高濃度のブドウ糖飲料を飲み、2時間後に血糖値を測定します。1時間・2時間ごとの血糖値を測定する場合もあります。食後2時間以内の測定で70〜145 mg/dL が正常範囲です。
上記範囲を超える結果が出た場合は再検査が必要で、医師と相談して追加検査を検討してください。
高血糖の原因
- 糖尿病(1型・2型)や前糖尿病の可能性がありますが、心筋梗塞や脳卒中などの身体的ストレス、精神的ストレス、特定の薬剤使用でも血糖が上昇します。
- 1型糖尿病はインスリンが全く分泌されない状態で、全糖尿病患者の5〜10%を占めます。
- 2型糖尿病はインスリン抵抗性が主な原因で、最も一般的です。
- 妊娠糖尿病や前糖尿病(血糖値がやや高い状態)もあり、米国では約5,700万人が前糖尿病と診断されています。
糖尿病の症状
- 原因不明の体重減少
- 頻尿
- 異常なほどの喉の渇き
- 過度な食欲
糖尿病がもたらすリスク
- 心血管疾患や脳卒中
- 腎臓病、網膜症による視力低下
- 皮膚障害、末梢神経障害などの合併症
予防・対策
- 適正体重の維持と定期的な運動
- 野菜・果物・全粒穀物・低脂肪乳製品・赤身肉中心のバランスの取れた食事
- 加工食品の摂取を控え、食事の量を適切に管理する
