糖尿病患者が避けるべき果物
糖尿病はインスリンの分泌不足やインスリンの働きが十分でない状態を指します。インスリンは糖やデンプンをエネルギーに変換するために必要なホルモンであり、欠乏すると血糖値が急上昇しやすくなります。そのため、糖尿病患者にとって甘い食べ物は注意が必要です。果物にもフルクトースという糖が含まれるため、どの果物をどれだけ食べるべきかを知っておくことが重要です。
血糖指数(GI)とは
医師は血糖指数(GI)を用いて、炭水化物食品が血糖に変わる速さを測ります。GIが低いほど血糖上昇が緩やかで、糖尿病患者に適しています。一般的に、GIが70以上の果物は避け、55~70はたまに、55未満は積極的に摂取して構いません。
低GI果物(おすすめ)
- プラム
- 梨(なし)
- オレンジ
- グレープフルーツ
- さくらんぼ
- りんご
これらはGIが55未満で、糖尿病の方でも安心して食べられます。バナナ、カンタロープ(メロン)、パイナップル、マンゴー、パパイヤはGIが55~70の範囲に入りますが、適量を守れば問題ありません。
高GI果物(控えるべき)
- フルーツカクテル(缶詰)
- 乾燥デーツ
上記のようにGIが高い果物は血糖値を急激に上げやすいので、できるだけ避けましょう。また、同じ果物でも大きなサイズは糖分が多く含まれるため、1回の摂取量を分割するか、量を減らす工夫が必要です。
最も大切なのは、実際に自分の血糖値の変化を観察しながら、どの果物が自分に合うかを見極めることです。個人差が大きく、果物の種類よりも「1回の摂取量」が鍵となります。目安としては、1食あたり約15 g(約1個の小さな果物)を目標にしてください。
