幼児における糖尿病の症状と対処法
糖尿病とは
幼児でも糖尿病になることがあります。食事は普通に摂れますが、膵臓がインスリンを十分に分泌できないため、血糖が細胞に取り込まれずエネルギー不足に陥ります。その結果、血中に糖が蓄積し、疲労感や脱水症状が現れます。
初期症状
頻繁かつ大量の尿(多尿)
異常なほどの渇き(多飲)
脱水、倦怠感、体重減少
食欲増進
幼児は言葉で症状を伝えにくいため、保護者がこれらのサインに注意することが重要です。
関連症状
おむつかぶれが真菌(酵母)感染によるものになることがあります。糖尿病児の尿は糖分が多く、酵母が繁殖しやすいためです。
女児の場合、膣のかゆみや白い分泌物を伴う酵母感染が見られることがあります。
重篤な症状
腹痛、吐き気、嘔吐
呼吸が速く、深くなる(クスマウル呼吸)
ケトアシドーシス:血中のケトン体が増加し、意識障害や昏睡に至る可能性があります。呼気がアセトン様の甘い匂いを放つことが特徴です。
ケトアシドーシスが疑われたら、すぐに医療機関を受診し、点滴とインスリン投与が必要です。
未診断の場合の影響
糖尿病が放置されると、体は脂肪とたんぱく質を分解してエネルギーを確保しようとします。その結果、体重が急激に減少し、ケトン体が大量に産生されます。腎臓はケトン体の排泄に追いつかず、腹痛や嘔吐、呼吸困難が悪化します。
早期発見と適切な治療が、幼児の健康と成長を守る鍵です。
