糖尿病の原因(2)

アメリカ糖尿病協会のデータによると、米国人口の約7%に当たる2080万人が糖尿病と診断されています。そのうち90〜95%が2型糖尿病です。診断されていない人は約620万人おり、症状が軽微で他の病気と勘違いされがちです。予防は可能なケースもありますが、家族歴や高リスク民族に属する人は発症リスクが高くなります。


遺伝

2型糖尿病は家族内で遺伝しやすく、両親や兄弟姉妹に糖尿病患者がいると発症リスクが上がります。特にアフリカ系アメリカ人、ヒスパニック系、ネイティブ・アメリカン、そしてアジア系の方はリスクが高いとされています。医師は家族歴を確認し、必要に応じて空腹時血糖検査を実施します。


肥満

体格指数(BMI)が25以上の場合、2型糖尿病のリスクが上昇します。体重を10〜15ポンド(約4.5〜7kg)減らすだけで血糖値が改善し、血圧の低下や運動しやすさの向上といった二次的効果も期待できます。


運動不足

運動を行うと体はエネルギー源として糖(ブドウ糖)を利用します。定期的に運動することで代謝が活性化し、血糖値が安定します。一方、運動不足は血糖が血流中に滞留し、全身の臓器に悪影響を及ぼすリスクを高めます。


食事

砂糖や炭水化物が多い食事は血糖値を急上昇させます。炭水化物は体内で最初に糖に変わるため、過剰摂取は血糖が細胞に取り込まれずに血中に残ります。結果としてインスリン抵抗性が進行し、インスリンの働きが低下します。代表的な炭水化物食品はパン、シリアル、イモ類、パスタ、米、ファストフードなどです。


妊娠糖尿病

米国糖尿病協会によると、妊娠中に糖尿病が発症する妊娠糖尿病は妊婦の約4%が経験します。妊娠中にインスリン抵抗性が高まることで血糖が上昇し、出産後に自然に解消されることが多いですが、妊娠期間中は食事管理、適度な運動、必要に応じた薬物療法が重要です。

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