乳児の糖尿病:見逃せない兆候と症状
兆候の確認
乳児は言葉で自分の状態を伝えられないため、糖尿病のサインを見逃しがちです。以下の症状が頻繁に見られたら、早めに小児科医に相談しましょう。
- 飲んでも渇きが取れない過度の喉の渇き
- おむつが頻繁に濡れるほどの多尿
- いつも眠そうで、起きているときは異常に食欲が旺盛
- 首の後ろに黒くてベルベットのような発疹が現れることがある
- 傷やかさぶたの治りが遅い
診断の流れ
小児科医はまず血液検査と簡易尿検査を実施します。血液は採血専門スタッフが採取し、検査機関へ送付。検査結果が陽性であれば、糖尿病の種類と治療方針が決定されます。
糖尿病のタイプ
- 1型糖尿病:膵臓のβ細胞が自己免疫で破壊され、インスリンがほとんど分泌されなくなるタイプ。乳幼児期に最も多く見られ、日々のインスリン注射が必要です。
- 2型糖尿病:インスリンに対する抵抗性が高まり、脂肪・肝臓・筋肉がインスリンをうまく利用できなくなるタイプ。食事摂取時にインスリン分泌が追いつかなくなります。
管理と生活上のポイント
糖尿病と診断された場合、以下の点に留意して日常生活を整えましょう。
- 定期的な運動を取り入れる
- 糖分や総カロリーの摂取を管理する
- 血圧や血糖値を毎日チェックする
- 医師の指示に従い、必要に応じて薬(例:アスピリン)を服用する
- 血糖測定器で日々の血糖値を確認する
注意すべきサイン
1型糖尿病は症状の進行が急速です。授乳量や排尿量に急激な変化が見られたら、すぐに小児科医の診察を予約してください。
