糖尿病とは何か?

糖尿病は、血糖値が慢性的に高くなる代謝性疾患です。語源はギリシャ語の「diabētēs」で、直訳すると「シフォン」や「管」を意味し、古代には頻尿という症状を指して使われていました。

糖尿病の概要

現代医学では、血糖値が高くなる代謝異常の総称として「糖尿病」が用いられます。主に次の2タイプに分類されます。

1. 1型糖尿病

自己免疫反応により膵臓のインスリン産生β細胞が破壊され、インスリンが不足します。インスリンは血中のブドウ糖を細胞に取り込ませエネルギーに変えるホルモンで、欠乏するとブドウ糖が細胞に入りにくくなり、血糖が上昇します。

2. 2型糖尿病

最も一般的なタイプで、インスリン抵抗性が主因です。細胞がインスリンに十分に反応しなくなることで血糖が上がり、時間とともにインスリン分泌量も低下することがあります。

糖尿病は放置すると心血管疾患、腎不全、神経障害など重篤な合併症を引き起こす可能性があります。血糖の定期的な測定、食事や運動といった生活習慣の改善、必要に応じた薬物療法が重要です。

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