胆石がもたらす影響と症状
胆石は胆嚢内で胆汁が固まってできる結石です。砂粒大からゴルフボール大までさまざまなサイズがあります。小さな胆石はほとんど症状を起こしませんが、大きな胆石は激しい痛みを伴い、手術が必要になることがあります。
痛み
大きな胆石が胆管や消化管に詰まると、急に激しい痛みが発生します。痛みは腹部や右肩に放散し、腎臓結石に似た耐えがたい痛みです。数分で治まることもあれば、数時間続くこともあります。逆に、詰まっていない小さな胆石はほとんど症状が出ません。
皮膚・眼球の黄疸
胆汁の排出が妨げられると、胆汁中のビリルビンが体内に蓄積します。ビリルビンが過剰になると、皮膚や眼白が黄色く変色し、黄疸が現れます。新生児の黄疸と同様の症状です。
胆管・膵管の閉塞
胆石が大きすぎて胆管や膵管を通過できない場合、胆嚢や胆管、膵臓に炎症が起き、発熱や激しい痛みを伴う閉塞が生じます。閉塞は通常手術で除去されますが、炎症が繰り返されると臓器が損傷し、最悪の場合は胆嚢がんにつながることもあります。
胆石は放置すると重大な合併症を引き起こす可能性があるため、早期の診断と適切な治療が重要です。
