裂孔ヘルニアとパラ食道ヘルニアの症状・診断・治療
症状
- 胸やけがあり、制酸剤で緩和することが多い。
- 胸部の圧迫感や不快感。
- パラ食道ヘルニアの場合、嘔吐や吐き気、強い胸痛が伴うこともある。
診断
- 胃の一部が食道に突出しているかを画像検査(上部消化管造影、内視鏡、CT)で確認する。
- 胃が食道に巻き込まれ、ねじれる(捻転)状態であれば、パラ食道ヘルニアと診断される。
治療
- 体重減少、食事改善、腹圧を下げる運動などで裂孔ヘルニアの症状は軽減できることがある。
- 症状が重い場合や合併症がある場合は手術が必要。
- パラ食道ヘルニアは合併症リスクが高いため、基本的に手術が推奨される。
予後
- 手術成績は良好で、2003年にThe Cardiothoracic Surgery Networkに掲載されたAndrew F. Pierre, MD と James D. Luketich, MD の研究でも高い成功率が報告されている。
留意点
- 症状が軽く日常生活に支障がない場合、医師は手術のタイミングを見合わせることがある。
