大腸内視鏡検査のための腸内洗浄(非処方薬)準備ガイド

大腸内視鏡検査の準備

大腸内視鏡検査は直腸と大腸の内部を観察するために行います。検査前には腸内に固形物が残っていない状態が必要なため、検査日の1〜3日前から腸の洗浄を行います。

1. 食事の切り替え

検査の2日前からは、固形食品を控え、消化に負担の少ない軽食(皮を除いた鶏肉、皮なしジャガイモ、蒸し魚、チーズ、卵、薄味のスープなど)を摂取し、翌日からは完全に透明な液体のみへ切り替えます。

2. 透明液体ダイエット

透明液体には以下のものが含まれます。

  • スープのブロス、ゼリー(ゼラチン)、透明なジュース、スポーツドリンク、ジンジャーエール、無糖のコーヒーや紅茶、そして水。
  • 青・紫・赤の着色料が入った飲料は、大腸の粘膜の色を変えてしまう恐れがあるため避けてください。

3. 非処方薬での腸洗浄

処方薬(例:Colyte)と同様の効果が期待できる市販薬があります。代表的なものは以下です。

  • Fleet Phospho‑Soda EZ‑Prep
  • Fleet Accu‑Prep

いずれも経口ナトリウムリン酸塩を含み、腸内に水分を引き込んで残留物を柔らかくし、排出しやすくします。服用時は必ず指示された用量を守り、1回の投与ごとに十分な透明液体を併用してください。

4. 下剤・浣腸の利用

下剤は経口で、浣腸は専用のボトルで肛門から液体を注入します。どちらも腸内洗浄に有効ですが、電解質バランスの乱れや脱水を起こす恐れがあるため、使用前に説明書をよく読み、十分な水分補給を行ってください。

注意点

担当医からの腸洗浄指示は必ず守り、指示が不明瞭な場合は遠慮なく質問しましょう。また、持病や服用中の薬がある場合は必ず医師に報告してください。特定の疾患や薬剤は腸洗浄の効果や検査結果に影響を与えることがあります。

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