口の乾燥(ドライマウス)を自然に改善する方法
口の乾燥は、口腔の両側にある唾液腺が十分な唾液を分泌できないことが主な原因です。唾液は歯垢や歯石、糖分、食べかすを洗い流す役割を持ちますが、唾液が不足すると虫歯や歯周病、歯肉炎のリスクが高まります。
口の乾燥の原因は?
- 貧血、関節リウマチ、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデス(SLE)などの基礎疾患
- 唾液腺の感染や放射線治療の副作用
- 抗うつ薬やその他の薬剤による副作用
- 加齢による唾液分泌機能の低下
乾燥した口にできる対策は?
医師は人工唾液の処方や、乾燥を引き起こす薬への変更を提案できます。加えて、以下のようなシンプルで自然な方法でも症状を緩和できます。
自然に口の乾燥を和らげる方法
- こまめに水分を摂取する。水のボトルを常備し、口が乾いたと感じたらすぐに飲む。
- 氷のかけらをかむと、口腔が潤い、同時に歯の汚れも除去できる。
- アルコール、コーヒー、紅茶、ペパーミントティーは口を乾燥させるので避け、黒スグリ、ラズベリー、クランベリーなどのハーブフルーツティーや、糖分に注意したフルーツジュースを選ぶ。
- 砂糖不使用のフルーツ系ガムを噛むと唾液分泌が促進される。ミント系は逆効果になることがあるので注意。
- 砂糖不使用のハードキャンディーを時折舐めてもよいが、過剰摂取は下剤作用があるため控える。
乾燥した口のための食事
- 辛いもの、塩分の多いもの、砂糖が多いもの、酸性の強い食品は避ける。特に炭酸飲料(特にコーラ)はNG。
- にんじん、りんご、セロリなど、しっかり噛む必要がある食材を積極的に摂る。噛むことで唾液の分泌が刺激される。
- ナッツやポップコーンのように、細かく砕けて歯間に残りやすい食品は控える。
歯のケアを徹底する
- 乾燥により唾液が口腔内を十分に洗浄できないため、虫歯や歯垢が増えやすい。食後は必ず歯磨きとフロスで口内を清潔に保つ。
- 歯磨きの合間に、指先に塩を少量つけて歯茎を軽くマッサージし、温かい塩水でうがいする。
- 舌の表面も清掃対象。歯科医師に舌のスクレーピング方法を指導してもらい、定期的に行う。
- ミント系のマウスウォッシュの代わりに、セージ、タイム、ローズマリーを各小さじ1ずつ入れた沸騰した水を数分煮立たせ、濾して冷ましたものをうがいに使うと、抗菌効果で口腔を清潔に保てる。
