不良ガソリンが引き起こす車の症状
ガソリンエンジンは、ガソリンと空気の適切な混合がなければ始動も走行もできません。高品質で清浄なガソリンはエンジン性能を最大限に引き出すために不可欠です。一方、劣化したガソリン(水分が多い、オクタン価が低いなど)は燃焼効率を低下させ、さまざまな不具合を引き起こします。
エンジンノッキング(ピンキング)
不良ガソリンは燃焼が不完全になるため、加速時にエンジンがノッキング(金属音)を発生させます。特にオクタン価が不足していると、シリンダー内での点火が遅れ、異常な衝撃音が聞こえることがあります。
エンジンディーゼリング(エンジンが停止後も回転し続ける)
水分が多いガソリンは燃焼が不安定になり、エンジンを止めた後でも数秒間異常燃焼が続くことがあります。これが「ディーゼリング」と呼ばれる現象です。
エンジン出力の低下
燃焼効率が低下すると、エンジンが本来発揮すべきパワーが減少します。その結果、加速が鈍くなり、走行中の全体的な性能が低下します。
エンジンハスラ(加速時のつまずき)
不良ガソリンによる不完全燃焼は、アクセルを踏んだ際にエンジンが一時的につまずく原因となります。オクタン価が不足しているガソリンが特にハスラを引き起こしやすいです。
始動不良(エンジンがかかりにくい)
エンジンの始動は、シリンダーに清浄なガソリンが供給され、スパークプラグで点火されることで行われます。オクタン価が低い、または水分が多いガソリンは点火を妨げ、エンジンがかかりにくくなります。
