胆嚢摘出術後の食事ガイド
手術直後の食事
胆嚢摘出術後は、まず液体食に切り替えます。腹部手術は吐き気や膨満感を伴うことが多く、消化活動を最低限に抑えることが重要です。
徐々に通常食へ戻す時期
術後数日で、徐々に普通の食事に移行しますが、ブロッコリーやカリフラワーなどガスを発生させやすい野菜や、食物繊維が多い穀物、ナッツ・種子は控えます。医師からは便秘防止のために食物繊維の摂取を増やすよう指示されることがあります。復帰のペースは医師の指示に従いましょう。
通常の食生活への回帰
多くの患者は手術後に通常の食事に戻れますが、手術前に消化不良を起こしていた食べ物が術後も問題になることがあります。乳製品や高繊維のパン・シリアル、揚げ物、辛い料理は量を控えると良いでしょう。消化機能は術後6〜8週間で改善することが多いです。
術後の下痢について
約10%の患者が食後に慢性的な下痢を訴えます。多くは6〜8週間で自然に改善しますが、食事調整や原因食品の除去で改善しない場合は医師に相談してください。胆嚢がないため、胆汁が腸に直接大量に流れ込み「ダンピング症候群」を起こし、下痢や便意の切迫感が生じます。症状が持続する場合、胆汁酸結合薬(例:クエスタン、ウェルチョル)やカルシウム補助剤(例:カルシウム600D)で対処することがあります。
