人間の寄生虫感染症

人間の寄生虫感染症とは

寄生虫は体内に住み、栄養とエネルギーを宿主から奪う生物です。多くは症状が出にくく、知らずに感染していることが多いですが、喘息や胃潰瘍、アレルギー、皮膚炎、便秘・下痢などさまざまな健康問題を引き起こします。

腸潰瘍

腸の潰瘍は、原虫エンテロコッカス・ヒストリチカ(Entamoeba histolytica)によって引き起こされます。この原虫は小腸や大腸に定着し、酵素を分泌して粘膜を破壊し潰瘍を形成します。血流を通じて他の臓器へ拡散することもあります。

アレルギー・皮膚炎

虫類感染は見た目には分かりにくいものの、体内で炎症を引き起こし、免疫細胞を活性化させます。その結果、食物アレルギーや水疱を伴う皮膚発疹が現れることがあります。

喘息

一部の喘息は回虫(回虫類)感染が原因とされています。女性の回虫は腸内で1日あたり最大20万個の卵を産み、世界で10億人以上が感染していると推定されます。喘息以外にも眼の痛み、発疹、不眠などの症状が報告されています。

腹部痙攣・腸ガス

腸内寄生虫で最も一般的なのはジアルジア(Giardia)です。汚染された飲料水から体内に侵入し、腸壁に付着して栄養吸収を妨げます。その結果、腹部痙攣、色のついた便、吸収不良、腸内ガス、下痢、全身倦怠感などが生じます。

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