痔核(ヘモロイド)治療の方法と選択肢

食物繊維が豊富な食事や排便時の力みを避けることで痔核の症状は緩和しますが、根本的に痔核自体を除去することはできません。痔核を除去するためには、外来処置や手術による切除が必要で、これにより症状は永久に解消されます。処置によっては一時的な出血や肛門部の不快感が生じることがあります。

ゴムバンド結紮(Rubber Band Ligation)

外来で行える非外科的処置で、痔核の根元に2本の小さなゴムバンドを巻き血流を遮断します。痔核は数日で萎縮し自然に脱落します。メイヨークリニックによると、施術後2〜4日間は出血や不快感が続くことがあります。

硬化療法(Sclerotherapy)

痔核が突出せずバンド結紮ができない場合に、化学薬剤を注入して痔核を硬化させ、永久に縮小させます。ゴムバンド結紮に比べ効果はやや劣りますが、簡便な選択肢です。

赤外線凝固(Infrared Coagulation)

赤外線レーザーや熱を利用したデバイスで痔核を焼灼し除去します。国立消化器疾患情報センターによれば、結紮に比べ再発率が高くなる可能性があります。

痔核切除術(Hemorrhoidectomy)

最も確実に痔核を除去できる外科手術です。米国大腸直腸外科医会の説明によれば、直腸周囲の過剰組織を切除し痔核を根本的に取り除きます。重度の出血や突出した痔核、他の処置で効果が得られなかったケースに適用されます。

消化器の健康 - 関連記事