酸逆流(胃食道逆流症)対策のダイエットプラン
胃酸が胃から食道へ逆流する「酸逆流(胃食道逆流症、GERD)」は、食道下部括約筋(LES)が本来は食事を受け入れるときだけ緩むべきところ、不要に緩むことで胃酸が食道に長時間触れる状態です。頻繁に起こると食道潰瘍などの合併症を招くことがあります。食事内容を見直すことで症状の軽減や予防が期待できます。
酸逆流の症状を記録する
単一の食事法で全ての症状を抑えることは難しいため、除去法で自分に合わない食品を特定しましょう。食べたもの・飲んだもの、摂取時間、現れた症状を1週間ほど日誌に記録すれば、トリガーとなる食品が見えてきます。
- アルコール
- トマト類・トマト製品
- 柑橘系ジュース
- ミント
- にんにく・玉ねぎ
- 炭酸飲料
- 牛乳に含まれるカルシウム
- カフェイン入り・デカフェコーヒー(人によっては刺激になる)
酸逆流を抑える食事のポイント
日誌と併せて以下の食事改善を試みましょう。
- 高脂肪・揚げ物は控える。脂肪はLESを緩め、消化を遅らせて逆流リスクを高めます。
- 1日3~4回の少量の食事に分け、1回の大量摂取を避けることで胃への圧力を軽減。
- チョコレートはメチルキサンチンを含み、LESを緩めるため控える。
長期的な対策のポイント
トリガー食品を除去したら、さらに以下を実践して逆流を減らしましょう。
- 過体重の場合は適切な減量を行い、胃への圧力を下げる。
- 就寝の3時間前までに最後の食事を済ませ、満腹状態で横になるのを避ける。
- 十分な水分を摂取し、胃酸を希釈。ミント不使用のガムや甘いピクルスを噛むと唾液が分泌され、酸を中和しやすくなる。
