結腸ポリープの主な症状と対処法
結腸ポリープは大腸の内壁にできる細胞の塊で、突起や嚢状の形を取ります。ほとんどは良性ですが、一部はがん化する可能性があります。医師は便潜血検査や大腸内視鏡(コロノスコピー)でポリープの有無を確認し、必要に応じて外科的に切除します。
肛門からの出血
結腸ポリープの代表的な症状のひとつは、排便時に肛門から血が出ることです。トイレットペーパーや便器に血痕が見られる場合があります。ただし、出血は痔核や直腸の裂傷が原因であることもあるため、必ず医師に相談してください。
便に血が混じる
ポリープが出血すると、便に血が混ざることがあります。血液は鮮やかな赤色で便に混ざることもあれば、黒色便(タール状)になることもあります。黒色便は食事の影響でも起こりますが、疑わしい場合は早めに受診しましょう。
排便パターンの変化
便通の変化もポリープのサインです。1週間以上続く便秘や下痢、または便の細さが顕著になる場合は医師に相談してください。
腸閉塞
大きく成長したポリープは腸腔を部分的に狭め、排便が困難になることがあります。その結果、激しい腹部痙攣や鋭い痛み、吐き気、嘔吐を伴うことがあります。これらの症状が出たら、直ちに医療機関を受診してください。
予後と検査の重要性
小さなポリープは自覚症状がなく、知らずに放置されがちです。未治療のポリープは時間とともにがん化するリスクがあります。米メイヨークリニックは、50歳以上の方や家族に大腸がんの既往がある方は定期的なスクリーニング(大腸内視鏡検査)を推奨しています。
