乳児における消化酵素障害と対策
体重増加の不足
消化酵素が不足すると、食物は分解できても吸収されず、体重が伸び悩むことがあります。最初は体重が増えても、やがて成長曲線が横ばい、または下降することがあります。
悪臭のある便
酵素不足の赤ちゃんは頻繁に悪臭を伴う便をします。未消化の脂肪が含まれるため、油滴が混じっていることもあります。
検査方法
消化酵素障害が疑われる場合は、医師に糞便脂肪定量検査や血液検査を依頼しましょう。糞便中の脂肪が多いと、酵素の欠乏が示唆されます。
治療薬
医師の処方した人工酵素(酵素補充薬)を、食事やおやつの前に必ず服用します。
食事の工夫
酵素補充を受けていれば、通常の離乳食やミルクを与えて問題ありません。消化しやすい特殊ミルクが必要な場合は、薬局で処方されることがあります。果物の糖は酵素が不要なので、酵素を服用せずに与えて構いません。
成長に伴う管理
幼児期になると酵素量は年齢とともに増やす必要があります。定期的に医師のフォローを受け、必要に応じて投与量を調整します。場合によっては酵素障害が自然に改善し、補充療法を中止できることもあります。
