IRC痔核治療
治療対象となる痔核の種類
赤外線凝固(IRC)は、内部痔核の第1〜第3段階にのみ有効で、外部痔核には効果がありません。内部痔核は粘膜から発生し、外部痔核は皮膚から形成されるため、皮膚の厚さが赤外線の浸透を妨げます。
IRCの手順
医師はまず症状の進行度と治療適応を評価します。小型プローブで痔核上部を検査し、短時間の赤外線光を照射して血管を収縮・封鎖させます。施術中に痛みはほとんどなく、軽い温感を感じる程度です。局所麻酔は通常不要です。
術後のケア
IRC後の副作用はほとんどなく、当日中に日常生活へ戻れます。ただし、重いものを持ち上げるなどの負荷は避けてください。複数の痔核がある場合は、数回の治療が必要になることがあります。
副作用
まれに軽度の出血や痛みが生じますが、これは痔核組織が自然に剥離する過程で起こります。重篤な合併症は稀です。
留意点
IRCの最大のリスクは再発です。他の治療法と比べて再発率がやや高く、稀にショックや感染のリスクもありますが、頻度は低いです。
