赤ちゃんにおけるロタウイルスの症状
ロタウイルスは消化管、特に小腸と大腸に感染する非常に感染力の強いウイルスです。大人も感染しますが、乳幼児は症状が重くなりやすく、早期に症状を把握し適切に対処することが重要です。
嘔吐
- 感染後2日以内に嘔吐が始まり、3〜9日続くことがあります。乳児は24時間で最大20回嘔吐することもあります。
下痢
- 水様性の下痢が典型的です。感染後数日間続き、1日に何度もおむつを替える必要があります。ロタウイルス性下痢は通常の便よりも悪臭が強いことがあります。
発熱
- ロタウイルス特有の症状として、軽度の発熱(約38.5〜38.9℃)が見られます。他の腸炎では必ずしも発熱が伴わないことがあります。
脱水症状
- 嘔吐と下痢、そして発熱が続くと体内の水分が急速に失われ、脱水が進行します。泣いても涙が出ない、皮膚が乾燥して冷たい、口が乾く、尿量が減少、元気がない、強い喉の渇きなどがサインです。特に体重の軽い乳児は脱水が致命的になるリスクが高いため、早めに医療機関を受診してください。
腹痛
- 腹部の痛みや不快感もよく見られ、乳児が普段よりも泣きやすく、機嫌が悪くなる原因となります。
再感染の可能性
- ワクチン接種や過去の感染歴がある場合でも、後に別のロタウイルス株に再感染することがあります。ただし、2回目以降は症状が軽くなることが多いです。
