大腸のハエストラ(腸間壁の膨らみ)の役割は何ですか?
大腸のハエストラ(腸間壁の膨らみ)の主な機能
腸蠕動(大腸の運動性): ハエストラは大腸全体に沿ってできる袋状の膨らみで、蠕動運動の一部として収縮・弛緩を繰り返し、便を前方へ押し出す波状の動きを作ります。
老廃物の貯蔵: ハエストラは大腸内に余分な空間を提供し、便が過度に膨らむことなく蓄えられます。また、通過速度を緩やかにすることで、水分や残存栄養素の吸収時間が確保されます。
混合と分節: ハエストラの収縮により便が攪拌され、液体と固体が均一に混ざります。同時に固形便が細かく砕かれ、排泄しやすくなります。
憩室炎(ディバーティキュル炎)の予防: ハエストラは大腸壁の構造的安定性を保ち、過度な圧力が局所的に集中するのを防ぎます。これにより、憩室(小さな袋状突起)の形成リスクが低減され、結果として憩室炎の発症を予防します。
