小腸のpHと酵素について
小腸のpHは部位ごとに異なる
小腸全体のpHは5.5〜7.5の範囲です。部位ごとの目安は次のとおりです。
十二指腸
pHは約5.5。胃から分泌される塩酸が混ざり、食物の分解と細菌の殺菌に寄与します。
空腸
pHは約6.0。栄養素の消化・吸収が主に行われる場所です。
回腸
pHは約7.5。膵臓から分泌される重炭酸イオンが酸性内容物を中和します。
小腸に存在する主要な酵素
- アミラーゼ:炭水化物を糖に分解
- リパーゼ:脂質を脂肪酸とグリセロールに分解
- プロテアーゼ:タンパク質をアミノ酸に分解
これらの酵素は膵臓と小腸の粘膜細胞が産生し、食物を吸収しやすい小さな分子に分解します。
