適応機器とは、障がいを持つ子どもや大人がより自立した生活を送るための工夫・改良を指します。ボタンをマジックテープに変えるようなシンプルなものから、車椅子やスクーターのような高度な装置まで、さまざまです。適切に活用すれば、障がい者はコミュニケーション、移動、学習、日常生活の各面で自立しやすくなります。
移動と交通手段
- 車椅子、スクーター、ブレース、歩行器などが代表的ですが、他にも適応型ベビーカーや車のシートなど、身体的サポートが必要な子ども向けの装置があります。車椅子利用者は、車椅子を積むことができるバンやリフト付き車両を使用することもあります。
コミュニケーション支援
- 障がい者が欲求や意思を伝えるのは難しいことがあります。そのため、絵カードや写真ブックといったシンプルなツールから、文字入力を音声に変換する高度なコミュニケーションデバイスまで、幅広い適応機器が用意されています。どのツールも、利用者が自分の意思を的確に伝える手助けをします。
日常生活動作(ADL)
- 食事、入浴、トイレなど、誰もが自然に行う日常的な動作を支援する機器として、滑り止めの食器、昇降式トイレシート、シャワー用座席などがあります。これらは障がい者の自立度を高めます。
教育現場での活用
- 学校では、車椅子対応の机や握りやすいグリップ付き鉛筆、集中しやすい静かな学習エリアなど、特別なニーズに合わせた装置が使用されています。また、コミュニケーションデバイスやスタンド型の特別な椅子も、学習やクラス参加を支援します。
