障害の分類と特徴
米国社会保障局は、障害を「1年以上続くと見込まれる医学的または心理的状態により、働くことや日常生活の調整ができない状態」と定義しています。米国心理学会は、障害を「職場や家庭で機能できない、または社会的交流が失われた状態」と定義しています。障害は大きく身体的障害と精神的障害の二つに分かれ、さらに細かな分類が存在します。
発達障害
- 発達障害は出生時または幼少期の外傷に起因する神経機能の障害で、社会的スキルや自立生活、学習目標の達成に支障をきたします。日常生活の家事・料理・洗濯・買い物などで支援が必要となりますが、障害の程度は様々で、すべての人が完全に依存しているわけではありません。自分で身の回りのことを行う基本的なスキルを習得するまでに時間がかかることがあります。
身体障害
- 身体障害は先天的な疾患や障害、あるいは成長過程での障害、四肢や脊髄の機能喪失、視覚・聴覚障害などが原因です。車椅子やベッドに固定された生活を送ることもあります。視覚障害者は点字を学んだり、盲導犬と生活したりし、聴覚障害者は手話を習得します。
精神障害
- 精神障害は、双極性障害、統合失調症、うつ病、不安障害、反社会性障害、睡眠障害、気分障害、認知症などの精神・感情の障害を指します。薬物やアルコールの影響下にある状態は障害とはみなされませんが、薬物・アルコールが精神障害と類似した症状を引き起こすことがあります。摂食障害もこの分類に含まれます。
学習障害
- 学習障害は出生時または頭部外傷に起因する神経的な障害で、読む・書く・計算するといった学習に困難をもたらし、子どもの社会的発達にも影響を与えることがあります。早期に診断されると、特別な指導法や支援が適用されます。学習障害は精神障害や発達障害とは異なり、文字や言語の理解・思考・聴覚・発話に特化した障害です。
