障害の種類と定義

障害とは、身体的または精神的な機能障害であり、歩行・食事・視覚・聴覚・会話といった日常生活の基本的な動作に長期的な支障をもたらす状態を指します。障害は主に以下の5つに分類されます。

  • 移動障害(Mobility Impairment)

    全身または一部の四肢の自立的な動きを妨げる障害です。骨折のように一時的なものから、脳性麻痺や脊髄披裂、筋ジストロフィー、先天性心疾患などの永続的なものがあります。補助具(杖、義肢、車椅子、松葉杖など)を使用することが一般的です。

  • 認知障害(Cognitive Impairment)

    知的機能や学習能力に影響を与える障害で、遺伝的要因、環境要因(栄養失調や虐待)、母体の薬物・アルコール摂取、脳疾患や鉛中毒などが原因となります。代表例として失読症(ディスレクシア)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、脳損傷、そして自閉症スペクトラムやダウン症、認知症などがあります。

  • 聴覚障害(Hearing Impairment)

    音を聞く能力が部分的または完全に失われる状態です。米国音声言語聴覚協会は、伝導性(部分的)、感音性(永続的)、混合性(両者の組み合わせ)の3タイプに分類しています。

  • 視覚障害(Visual Impairment)

    視力が低下または失われる障害で、軽度の視力低下から全盲まで幅があります。原因は先天性のものや加齢性黄斑変性、糖尿病性網膜症、外傷など多岐にわたります。補助具として拡大鏡や点字ディスプレイが利用されます。

  • 言語障害(Speech Impairment)

    話す・発音する能力に支障が生じる障害です。失語症、構音障害、口唇裂などが含まれ、リハビリテーションや代替コミュニケーション手段(文字盤、AACデバイス)で支援します。

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