障がい者向け個別助成金ガイド

障がいを抱える多くの人が、就労が難しいために経済的困窮に直面しています。米国政府や民間団体は、生活必需品や移動手段の確保を支援するため、返済不要の助成金制度を提供しています。助成金を受け取るには、所定の資格要件を満たす必要があります。

SSI(補足保障所得)助成金

米国政府は、低所得または失業状態の盲目・高齢・障がい者に対し、補足保障所得(SSI)プログラムを通じて現金給付を行っています。食料、衣類、住居費などの生活必需品の支出を補助することが目的です。申請者は障がいの有無を確認する審査を受け、認定されると給付が開始されます。

VA(退役軍人省)助成金

障がいを抱える退役軍人は、退役軍人省(VA)の特別適応住宅(Specially Adapted Housing)プログラムを利用して、住宅改修の支援を受けられます。住宅の新築、車椅子用スロープやその他の移動補助設備の設置費用が助成対象です。「特別住宅適応助成金(Special Home Adaptation Grant)」を通じて申請できますが、同じ対象で他の助成金と併用することはできません。

発達障害者向け助成金

保健福祉省(DHHS)は、州ごとの障がい者委員会を通じて、発達障害を抱える人々に対し連邦助成金を交付しています。発達障害は、身体的または精神的な疾患に起因する重度かつ慢性的な障害と定義され、幼少期からの症状があり、長期的な支援が必要と認められた場合に対象となります。日常の身だしなみ、移動、コミュニケーションなど基本的な活動が困難な方が対象です。

ABC(盲人協会)助成金

米国の盲目者は、盲人協会(Association of Blind Citizens, ABC)が運営する「支援技術基金(Assistive Technology Fund, ATF)」を利用して、特別に適応された機器(コンピュータワークステーションや読書用ソフトウェア等)の購入費用の半額までを助成してもらえます。申請には納税証明書や銀行取引明細書などの財務情報を提出し、最も経済的に困窮している方が優先されます。

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