歩行補助具(ウォーカー)利用者のための住宅改造ガイド

歩行補助具(ウォーカー)は、バランスが不安定な方や長距離を歩く必要がある方が使用します。屋外だけでなく、室内でも安全に移動できるように住まいを整えることが重要です。ここでは、ウォーカー使用者が快適に暮らせるように住宅を改造する具体的なポイントをご紹介します。

改造の手順

  1. 家具の配置を見直す

    ウォーカーでスムーズに通れるよう、家具の位置を調整します。例えば、コーヒーテーブルとソファの間隔を十分に確保し、ウォーカーを置いたまま座面に届くようにします。

  2. 肘掛け付きの椅子を用意する

    肘掛けは立ち上がる際の支えになります。ウォーカーだけに頼って体を持ち上げようとすると、ウォーカーが不安定で転倒の危険がありますので、必ず椅子の肘掛けを利用させましょう。

  3. 床材の安全対策

    敷きパッドやラグは、ウォーカーの車輪や脚が引っかかりやすく転倒の原因になります。できるだけ取り除き、壁から壁まで敷かれたカーペットは使用しても構いませんが、長毛のラグは避けるか注意して使用してください。

  4. 1階に寝室を確保する

    階段の上り下りは危険です。1階に空き部屋がない場合は、使われていないダイニングやリビング、書斎などを寝室に改装すると安全です。

  5. 玄関に段差対策のスロープを設置

    玄関に段差がある場合は、車椅子用と同様に手すり付きのスロープを設置し、外出・帰宅時の安全を確保します。

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