ディスカルキュリアの学生が持つ強み

ディスカルキュリアは、数学の特定の問題を解くことが困難になる状態で、脳の先天的な異常が原因とされています。子どもの約6%がこの障害を抱えており、ディスカルキュリアの学生の20〜30%は同時に失読症(ディスレクシア)も持っています。時間感覚や出来事の順序、基本的な計算の概念をつかむのが難しいとされますが、言語・文章・視覚の分野で強みを示すことが多いです。

言語的強み

ディスカルキュリアで失読症を併せ持たない学生は、言語能力が平均以上または高度であることが多く、印刷された文字を視覚的に記憶する能力もあります。数学的概念を除く限り、口頭での論理的思考が得意です。読解力も平均以上で、数学や数に関わらない内容であれば高い理解度を示します。科学の分野でも、数学が必要になるまで優れた成績を収めます。

文章作成能力

数値を扱わない限り、文章作成能力に優れ、詩的な表現力も備えています。エッセイや本を書くことは、加減乗除よりも容易で、豊富な語彙を活かして自分の考えを的確に伝えることができます。

視覚的強み

視覚情報の処理が得意で、図形的な幾何学は公式を使わずに取り組めるため比較的上手です。数学的概念の可視化は苦手ですが、絵画やデッサンなどの創作活動では高い能力を発揮します。グラフ用紙を使って問題を図示することで、数学理解を補助できます。

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