クローン病における障害年金(SSDI)申請のポイント
クローン病は免疫系が消化管を攻撃し、炎症を引き起こす疾患です。症状が重くなり、仕事が続けられなくなる場合、米国の障害保険(Social Security Disability Insurance、SSDI)の受給対象となることがあります。
障害の一覧(Impairments)
社会保障局(SSA)は、重度の障害と認められた疾患を「障害一覧」に掲載しています。クローン病はこの一覧に含まれますが、症状だけで自動的にSSDIが支給されるわけではありません。個別に働く能力がどれだけ制限されているかを評価します。
医療記録(Medical Records)
SSAは、クローン病の診断とそれが就労能力に与える影響を示す医療記録を求めます。申請時に医療機関への情報開示同意書を提出するか、本人が記録を取得してSSAに送付する必要があります。
治療遵守(Compliance with Treatment)
治療に積極的に取り組んでいるかは、審査の重要項目です。治療を受けていない、または不遵守と判断された場合、就労可能性があると見なされ、申請が却下される可能性が高くなります。
就労可能性(Ability to Work)
SSAは過去の職種に限らず、現在の障害がどのような形で就労に支障をきたすかを総合的に判断します。また、米国障害者法(ADA)に基づく合理的配慮(例:病欠や頻繁なトイレ休憩)が提供できるかどうかも考慮します。
不服申し立て(Appeals)
初回の審査で不承認となった場合、決定通知を受け取ってから60日以内に不服申し立てが可能です。障害年金に詳しい弁護士に相談し、効果的なアピールを行いましょう。
